海外で内職の仕事に応募してみる

海外での就職活動
日本を出て海外に住んでみたい、海外で仕事をしてみたいとは学生の頃から心の中でずっと夢に描いてきたことでした。大学卒業して、社会人になっても、その夢はまだ変わらず持ち続けていました。

そして今、私はあることがきっかけで数ヶ月間という短期間ながら、海外で生活することになりました。ビザを取得し、航空チケットを買い、現地で賃貸のアパートメントを契約し、生活を始めています。現地の言葉もまだ勉強中で、街中で見つける言葉のほとんどはまだ分からないでいますが、分からないなりに少しずつ分かることができていて、毎日勉強する楽しさを感じています。
そんな私が今頑張っていることは、就職活動です。滞在期間が短いため、どこかの企業に勤めたり、責任の重い仕事に就くことは難しいと思います。でも、何かしらの仕事は見つけられるだろうという楽観思考のもと、就職活動を続けています。
私がまず可能な仕事として思い浮かんだことは、日本語のネイティブであることを生かした日本語の先生という仕事でした。ロシアでは、アニメや漫画を通じて日本に興味を持っている人が少なくないと聞いたことがありました。また、一部の大学では日本語のクラスがあると記事で読んだことがありました。そこで、日本語教師の募集を探したり、または、私自身を宣伝するために、インターネット上で日本語を学びたい人を募集する広告をあるウェブサイトに掲載したりしていました。
この仕事が思い浮かんだ時は、きっとすぐに生徒が見つけられるだろうと思っていましたが、今のところ2週間経っても、残念ながらまだ見つけられていません。インターネット上の私の広告には、誰でも私にメールが送れるシステムになっているのですが、その広告への質問すらありませんでした。ただ、広告に興味を持ってくれた人は少なからずいることだけは分かりました。というのも、今までに合計50人以上の閲覧数があったことが分かったからです。広告には、1時間あたりのレッスン料金も記載していたのですが、もしかしたら、素人が行うレッスンにしては高かったのかもしれません。料金を低く設定することもできたのですが、1対1のレッスンで女性の私としても多少のリスクがあることを考えて、料金を変更することはしませんでした。

このように、日本語教師の仕事を探すことはしたものの、生徒を見つけることができず、いつ見つかるかも分からなかったため、私は別の仕事も検討することにしました。検討する時に考えていたことは、現地の言葉を話さなくても出来る仕事でした。英語は多少話せたため、英語で出来る仕事、または、言葉を使わなくても出来る仕事を考えていました。ですが、自分で考えつくものは、あまり現実味がなく、どうやって見つけられるかも分からなかったため、友人に相談してみました。
そして、その友人が教えてくれたことが、内職の仕事でした。内職というと、裁縫や封筒作りなどを想像していたのですが、その友人が教えてくれた内職とはペン作りでした。カラフルなペンを1色ずつ箱に詰めたり、ボールペンを組み立てる仕事だと教えてくれました。
この内職の話を聞き、まさにこの仕事しかないと思った私は、早速その内職の仕事を依頼している業者について調べてみました。その業者は、ウェブサイトを持っていて、ウェブサイト上で、ボールペンの組み立て方や、実際に内職をしている人へのインタビューなどを動画として掲載していました。その内容をみて、本当にこの内職という仕事が存在していることが分かり、実際に応募することに決めました。
早速、応募する方法を調べてみたところ、事前に一定額を支払わなければならないことが分かりました。日本円にして約1000円支払わなければなりませんでした。半信半疑でしたが、クレジットカードで支払い、業者に支払い済みであることを伝えました。
そして、今は、まさにその内職をするために、自宅までペンが大量に届けられることを待っているところです。支払いから1週間以内に、郵便で到着すると連絡を受けています。今は支払いから3日経過しています。まだかまだかと待ちあぐねていますが、業者の言葉を信じて待つより他ないと、じっと待っています。どれくらい収入が得られるかは分かりませんが、何をするにしても、全てが新しい経験であるため、まだ仕事自体は始まっていませんが、とてもワクワクする気持ちでいます。

新居に引越ししてからの生活

長年住み慣れた住まいから、見知らぬ土地へ引越しをして、約2週間が経ちました。以前の住まいよりも、部屋の数が増えて、キッチンが大きくなり、スペース的にゆとりのある生活が送れるようになりました。ですが、見知らぬ土地であるためか、以前には体験することのなかったことをいろいろと体験しています。

まず、1つ目には、エレベーターのない生活です。新居は5階建てのアパートメントの5階にあります。このアパートメントにはエレベーターがありません。家具の備え付きであったため、荷物を運ぶ苦労はありませんでしたが、毎日外出する度に、自分自身を1階から5階まで運ぶことに今だに苦労しています。
同居している夫は、この新居を選ぶ際には、あまりエレベーターのないことはデメリットに感じていなかったようです。それよりも、街の中心部にあり、比較的新しく、手頃な家賃で住めることが、決め手だったようです。確かに、同じ大きさで、同じように新しいアパートメントに住むとすれば、今の家賃以上に必要なアパートメントの方が多いと思います。そう考えると、お得な場所を選んでくれたと思います。夫の選択を後悔しないように、今は5階までの階段は、日常の運動ではなく、夫が与えてくれたダイエット方法なのだと考えることにしています。
他にも、以前とは異なることは、隣のアパートメントとの壁の薄さです。引越しした当初は感じなかったのですが、その翌日から、かっこいい音楽が聞こえてきました。ラップや、ジャズなどセンスのいい音楽が壁を超えて聞こえてきたのです。それが、日中の間だけだったらよかったのですが、夜の9時を過ぎても聞こえてくる時もありました。
私だけが住んでいれば、音楽を楽しもうと考えて気にしないでおくこともできました。ですが、その音楽が夜間、そして朝まで続いていた時は、あいにく友人が泊まりにきていた時でした。その友人は、音楽が朝まで続いていたことで一睡もできず、冴えない表情で朝食を食べていました。
そんな友人がかわいそうに思った夫は、大家さんに電話して、相談することにしました。すると、相談した翌日から音楽がピタリと聞こえなくなりました。私は相談した効果にびっくりして、一体大家さんは何をしてくれたのかと夫に聞いてみました。すると、その大家さんは、隣のアパートメントの大家さんに連絡をしてくれて、そのアパートメントを借りている人に注意してくれたことが分かりました。さらに、注意してくれるだけでなく、夜間に大音量で音楽を聞くことは賃貸契約に違反しているため、1ヶ月以内に退去するように話をしてくれたのです。

私は、このように大家さんが取り計らってくれたことにとても感謝しましたが、まさかこんな事態になるとは思っていなかったため、聞いた時はすぐには信じられませんでした。でも、その話をしてくれた夫は、全く当然のことを大家さんがしてくれたというような表情で、平然とした雰囲気でした。
このように、夫が大家さんに相談してくれたおかげで、私達は静けさを自宅に取り戻すことができました。私と夫と同じように、眠れない夜を過ごした友人も喜んでいました。隣から聞こえてくる音楽自体は個人的には、気に入っていましたが、静けさを取り戻して見ると、やはり静かな時間のありがたみを感じました。
ただ、壁の薄さによって聞こえるものは、音楽だけではなく、時には人の声が聞こえてくる時もあります。例えば、笑い声や「きゃー」というような叫び声です。頻繁に聞こえることはなく、稀に聞こえるだけなのですが、聞こえる度にびっくりもしますし、一体何があったんだろうかと気になっています。
隣から声が聞こえてくることで、隣の様子が気になりますが、それが意味することは、私達の自宅での声も、隣の人に聞こえているかもしれないということです。それを心配して、自宅で話す声の大きさも気をつけるようになりました。テレビでお笑い番組を見ている時や、友人と話してバカ笑いをしている時は、出来るだけ声を張らないようにしています。時々は、そのことをすっかり忘れて大声で笑う時があるので、もしかするとそんな時は隣まで聞こえているかもしれません。
幸いなことに、まだ隣の人から苦情を言われたことはないので、現在の調子で笑い声の大きさに多少気をつけながら、過ごしていければと思います。また、もう1ヶ月もすれば、隣の人が引っ越して、新しい人が入居してくることも考えられます。どんな人が入居したとしても、お互いに穏やかな生活が送れればいいなと思います。